引金
「日本語は漢字と仮名で書かれる。
文字を書く。キィを打つ。
文字を書くようにキーボードのキィを打つ。」
という文をノートに鉛筆で書く。それをパソコン入力し、スマホと共有して今度はフリック入力で修正する。
ふだんはスマホのメモアプリに直接書くこのブログを、今日は思いつきでこんな手順で進めている。
なぜかというと、、、
今朝、ネットでたまたま『蠢(うごめ)く』という言葉を見かけたことが発端。お作りを見れば「ナルホド~」と直感的にわかる「蠢」という漢字、書けばもっと“わかる”ような気がして衝動的に紙に書いた。(笑)
春・虫・虫。。。
ほらね、やっぱり、ナニか違う。
お世辞にも上手いとはいえないのだが、“自分にしか書けない文字”が現れると、デジタルテキストとは違う顔が表れ、心の内を露呈している気さえする。(笑)
読めば手書きだろうと入力だろうと変わらないのだし、せいぜい筆圧やインクの滲み程度の差異、気のせいと言われれば、まぁ、ね。
でも、やっぱり、ナニか違う。
そんなことがあり今回のブログを書く手順なのだが、おそらくほとんどいつもと変わらないと思う(笑)
ただそれは体験として面白く、内面では新たな動き、“書く≒考える”から“書く≒感じる”への引金とはなった。
平穏ゆえに物足りなさなど感じる日は、そんな自分だけの引金を引くのも悪くないかと。。。
試みに、“蠢く”を手書きしてみてくださいな。
ただし、、、そこに蠢くモノは書き手しだいですよ。(笑)
プレリュードは、今宵もあなた様のご来店を心よりお待ちしています。
(G)