ワイルドな温泉めぐり 荒湯地獄編
少し前になりますが、鬼首周辺の山道をドライブしました。特に目的地は定めず、途中の看板を頼りに面白そうな所を目指すブラリ旅です。
鳴子温泉から吹上高原へ向かう緑濃い山道を走っていると、途中、荒湯(あらゆ)地獄という矢印を発見!地獄という言葉にそそられ、行ってみることにしました。
舗装道路沿い、木々の少し開けた所に車を停め、歩いて進んでみると、木が開けて大きく山肌を削ったような灰色の窪地が広がっていました。
遠くにはなにやら蒸気のようなものが吹き出ています。地肌が一部分黄色に変色していたり、よく見ると水たまりのよう所はがボコボコと沸いていて。。
おおぉ!これはまぎれもなく天然温泉!!今度は卵を持参しよう!!!
硫黄の臭いが立ち込める岩肌を降りて行くと、地面は地熱で温かく、ダイレクトに地球を感じているような気持ちになりました。
後日、荒湯地獄をネットで調べてみたところ、ブルーシートにお湯をためて楽しむ強者がいらっしゃるようで驚きました。
観光地にはない感動に巡り会えるのは、ブラリ旅ならでは。
気を良くして、再び車に乗り込んだのでした。(つづく)