長い日帰りの旅 〜その2〜
(その1からの続き)
プチ観光を楽しんだ後は、お土産を買って帰るだけだがゃぁ。。と、名古屋弁に感化されて変なイントネーションの言葉を発しながらお買い物をしました。
そして缶ビールとつまみを買い、準備万端で列車を待っていると、、、掲示板に『5分遅れ』の文字が点灯し、上り、名古屋の手前で車両点検のため遅れが出ているとアナウンスが流れました。
まぁ、5分、10分遅れても乗り換えの余裕はあったので初めは気にしていなかったのですが、そのうち上下線とも止まり、いつの間にか30分以上の遅れに。。。ようやく動き出したものの、品川駅、東京駅への乗り入れ順番待ちなどもあり、結局1時間以上も遅れて、東北新幹線の最終列車に間に合いませんでした。。。
ちゃんちゃん。。
さてどうしたものかと考えていたところ、、、「乗り継ぎができなかったお客様のために、新幹線の車両を宿泊用として開放しますのでご利用下さい」との神アナウンスが!
きらーん★
終電後に、新幹線の一般車両とグリーン車を二両ずつ開けてくれ、どこで休んでもよいとのこと。
手足を伸ばすことはできなかったですが、暖かな場所で数時間、仮眠をとることができました。
何より感激したのは、一度閉店したホームのデリカテッセンのようなお店を、開けてくれたこと。
飲み物や軽い食べ物は、そこで調達できました。店員さんの話では、雪の影響などで、このようなことは数ヶ月に一度くらいあるそうです。知らなかったわぁ。
あとで調べてみたら、『列車ホテル』と呼ばれているそうです。
良いサービスだなと思いました。
次の日の早朝、無事に仙台へ。
なんとも長い日帰り旅となったのでした。
おわり